『ラスベガスをぶっつぶせ』や『レインマン』、『The Hot Shoe』といったギャンブル関連の映画を観たことがある方なら、記憶力が半端ない登場人物がテーブルでカードカウンティングして勝つ、というドラマチックなシーンを目にしたことがあるのではと思います。映画でこのような場面を目にすると、数多くの疑問が湧いてくるかもしれません。これって現実では可能なの? こんなに簡単なの? 警備員に捕まらないよう、かくれんぼしなけりゃいけないの?と。

夢を壊したくはないのですが、答えはノーです。現実のカードカウンティングは映画で描かれているようにはいきません。以下で、この意見が裏付けできる理由をご説明しましょう。

やってのけるのが難しい

カードカウンティングは、相当なレベルの覚悟と集中度を伴った、やや問題視されがちなプロセスです。プロが静かにテーブルに座って、場に出たカードを集計し、残りのカードを予測します。対戦相手の次の動きを予想することで、勝利のチャンスが増えることになっています。この分野の専門知識の習得には思ったより時間がかかります。初心者向けではありません。そんなわけで、ハリウッド映画でこの任務を行う人物はプロという設定になっているのです。

警備員に気をつける

カードカウンティングについてハリウッド映画の何が正しいかというと、警備の厳しさです。カードカウンターを監視するカジノは最近ではあまりありませんが、大変厳格な所がないわけではありません。カードカウンターらしい者はいないかと、CCTVカメラを設置し、警備員に見回りをさせている所もあるのです。家に帰りたくなければ、公平にプレイするのが賢明だと思います!

警備員に気をつける

敗北の連続

『ラスベガスをぶっつぶせ』や『The Hot Shoe』といった映画では、カードカウンティングをが有利なプロセスとして描かれ、ギャンブラーがいかにこの手を使って一度に大儲けしたかを描いています。ただし、これには表と裏があります。テーブルで連勝するためには、ブラックジャックのルールをすべて理解し、細部にまでよく目が届く力が必要です。高度なスキルがなければ、場に出たカードを集計して次の作戦を練ることなどできません。どんなプロや専門家でも、全盛期というものがあります。やがては相手よりも多くのお金を失うことになるのです。ですから、このような戦術は避けて、公平にプレイするのが最善だと思います。

常にうまくいくとは限らない

ケビン・スペイシーの『ラスベガスをぶっつぶせ』では、MITチームはフロアにあるどんなテーブルでも選ぶことができました。そしてカードカウンティングによって儲けることができたのです。それどころか、こんなことは実際ではめったに起こりません。カードカウンティングはブラックジャックで人気がありますが、あらゆる種類のゲームでうまくいくとは限りません。 カジノによっては、ハウス・エッジをかなり高くしているところもあります。そうした場合ですとカードカウンティングの採用は不利となり、財布をからっぼにして家に帰る可能性が高くなります。ラスベガスのような所では、誰かがカードカウンティングをしているかどうかなど、ほとんど気にしてしません。それは、頻度で見た場合、カードカウンティングをしているプレーヤーの方が、カードカウンティングをしていないプレーヤーよりも負ける可能性が高いからです。カードカウンティングは違法ではないにしろ、眉をひそめられる場合があります。止めなければ、追い出される可能性だってあるのです。

敗北の連続

結論

ギャンブルを扱った映画のほとんどが、カードカウンティングを有利なプロセスとして描いています。ですが、ハリウッド映画の一番の目的は娯楽であり、観客の興味を物語にひきつけておくことです。現実にはそうはいきません。カードカウンティングの専門家になり、ブラックジャックで勝とうと思ったら、プロに助けを求め、細部にまで目を届かせる力をつける必要があります。映画のように大儲けするのは無理だとしても、テーブルで勝つチャンスは十分にあると思います。


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